ポストコロナと言われる時代に入り、これからは高血圧症、糖尿病、高脂血症などの生活習慣
病にしっかりと取り組んでいきます。 しかしながら、これらの病態は薬物治療で簡単に治せる
ものではありません。
腰痛、肩痛、膝痛などの慢性的な痛みに苦しむ方も大勢おられます。
生活習慣病と慢性的な疼痛は決して無縁なものではないのです。
骨盤の仙腸関節の動きがどうかという診察をすると、すぐわかることなのですが、疼痛を訴えな
い方でも生活習慣病を患う患者さんは、骨盤の関節(仙腸関節)の動きが悪く、関節が固まっ
てしまっていることが珍しくないのです。そうすると全身の筋膜が緊張状態に陥ってしまい、全身
の動脈血流の低下が引き起こされます。このことが生活習慣病の基にある病態なのです。
骨盤リハビリテーションにより、骨盤の関節の動きを取り戻し、全身の筋膜の緊張を和らげて、内
臓血流を改善させること、このことを当院の治療のコンセプトとしています。西洋医学と鍼治療な
ど東洋医学を融合した従来とは違う医療の構築が必要とされているのです。
さて、ポストコロナと言われますが、けっして新型コロナウィルスがなくなったわけではありませ
ん。当院では、敷地内に専用の発熱外来棟を設置し、発熱など風邪症状のある患者さんは、
そちらで診療することとしてきました。こうすることで、院内で一般外来受付をする患者さんとは、
動線を別にすることができます。
新型コロナウィルスに限らず、別の新たなウイルスが襲ってこようとも、それに打ち勝っていく医
療体制を目指します。
医療法人 魁 山北内科リハビリクリニック
理事長 山城敏行
院長プロフィール | |
昭和49年3月 千葉大学医学部医学科卒業
昭和49年4月 千葉大学医学部小児科学教室入局
昭和50年4月 国立千葉病院小児科医員
昭和51年6月 国立千葉病院外科医員
昭和56年4月 高知医科大学第二外科学助手
昭和59年7月 高知医科大学附属病院第二外科講師
平成 5年6月 高知医科大学第二外科学助教授
平成 5年10月 カナダ トロント大学留学
平成 6年11月 帰国
平成17年3月 高知大学医学部第二外科学助教授 退職
平成23年10月 山北診療所 開設 院長
平成25年1月 医療法人 魁 山北診療所 理事長
平成28年6月 医療法人 魁 山北内科リハビリクリニック 理事長